【既往歴】
網膜色素変性症
【現症】
10年ほど前より視野狭窄があり、車の運転中に軽い事故を起こすなど不安を感じる事が増えたため、大学病院で検査したところ、網膜色素変性症と診断された。
その後、左肩の痛みが出たり、帰宅するとすぐに横になりたいと感じたりするなど、めまい、頭痛、手のしびれなどの症状が起きます。
【治療】
舌脈証としては沈弦サクの左寸虚、舌は淡紅、白薄苔。中医学では心タン気虚と捉え、始原東洋医学方式で耳後部に陽気滞、その下に+点を4点、-点を4点ずつのペアと取り、3診目に肩の痛み、だるさ、めまいは取れたので、現在、網膜色素変性症の経過観察とともに治療継続中。
以上
東洋医学 玄武堂 橋本鍼灸整骨院
総院長 橋本多聞