経過
新しく仕事をはじめてから、両まぶたの腫れと痒みに加え皮がむける。
首と肘に湿疹のようなできものと痒みが出現。喉の渇きあり。
アトピーの既往があり、乾燥肌。
随伴症状
たまに下痢。
東洋医学的診断
腎陰虚がベースの、胃火熱
治療
内庭、足三里、陰陵泉、合谷、曲池、中かん
考察
この方はストレスと食べ過ぎにより胃に熱がこもって胃の経絡上やじん麻疹として症状が出ていました。
身長150cm台の痩せ型で、とても見た目には食べすぎには見えませんでしたが、食べすぎたのは、新社会人になって集団生活の中、新人は食堂のご飯を残してはダメという暗黙の了解があった為、無理に詰め込んでいたとのことでした。
そして二回目いらっしゃった時は、食べる量を減らて首と肘の症状が改善していました。
食べすぎで、湿疹が出るの?と思われるかも知れませんが、消化不良により余分なものの熱がこもってしまい、湿疹として体表に現れたと考えられます。
まだ、下痢として余分な分を排出できていたので症状は軽く済んでいたと思われます。
体をいたわる時間を作るようにしてくださいね。