経過
仕事が忙しく、休日出勤を続けていたら、排尿後に痛みを感じるようになった、病院にて膀胱炎と診断。
随伴症状
肩甲間部の痛み。
所見
淡紅舌、滑脈
東洋医学的診断
膀胱湿熱
治療
中極、三陰交
考察
この方も、最初は、肩甲骨の間をはじめとする背中の痛みが主訴でした。
膀胱炎に鍼灸治療が即効性があるとは思っておられず、問診の時に、「働きすぎて、膀胱炎になってしまいました。」と嘆かれて、症状が分かりました。
鍼をしてすぐに違和感も消えました。
膀胱炎は湿熱が原因ですが、引き金は冷えと疲労と尿意の我慢です。また、女性が膀胱炎になるときは、働きすぎの方が圧倒的に多いです。休養を取るサインと捉えて、お風呂でしっかり温まり、休んでくださいね。