症例集

症例報告:喘息(36才・女性 妊娠7ヶ月)

 

経過

現在妊娠7ヶ月目で喘息は一人目を妊娠した際に初めて起こり、今回は風邪を引き、治りきらず喘息を発症した。

 

随伴症状

ヒューヒューと出る乾咳で夜に増悪する。
一度咳が出だすと、止まらない。

東洋医学的診断

阻風犯肺

治療

始原東洋医学での後頭部の気滞を取り、流れを通す。

治療穴:正営、承霊、風門、肺兪(-点、+点)

考察

治療にくる前日は、咳で夜も眠れず、来院時、待合でお待ちいただいている際にも咳が止まらずしんどそうにしていたのですが、治療後はすっかり咳も止まり、話をする時に少し咳き込むことはありましたが、症状はかなり改善されました。

この方の場合妊娠中のため、薬を服用することができず、鍼で治療しました。鍼は内科的な症状にも効果があります。

この時期、気温が下がり、風も冷たくなるので、この様な症状の方が増えます。
風邪で、針灸院に行くイメージがないかもしれませんが風邪と言っても様々なタイプがあり、タイプに分け治療することができます。

何かお困りの方はお気軽にご相談ください。