症例集

症例報告:寝つきが悪い、夜泣き(小児鍼)2才

 

経過

断乳を境に、寝つきが悪くグズる。

疳は強くないが、夜寝る前に駄々をこねだすと何もかもがイヤイヤになり、寝付かない。
悪いときは寝るのが25時になるときがある。

随伴症状

特になし

東洋医学的診断

心熱

治療

火曳きの鍼、散ずる鍼、胃経の擦過、湧泉、命門、身柱、百会
※全て“てい鍼”=刺さない鍼での治療

考察

この子の場合は、断乳という形で、今までしていたことを辞めることによってストレスがかかり、癇が強くなってしまっているようです。
治療して2回目でグズる時間が短くなり、寝つきも比較的よくなった。現在も通院されていますが、寝付けなくてイライラすることも治まり、夜の9時半には寝られるようになってきています。

子供・大人に限らず、刺さない鍼を使って治療することができます。子供はほとんど刺さない鍼で治療していきます。
ツボと鍼の方向によって、刺す鍼と同等の効果を得られます。ですので、刺すことに抵抗のある方は、スタッフにご相談ください。