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2005年12月15日 五臓と五味 |
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五臓
東洋医学では、体の働きを「心・肝・脾・肺・腎」の五つの「臓」に分類します。
五臓の働きが低下すると「気・血・水」の流れが乱れ、健康を害すると考えられています。
各臓の機能が低下したときの症状は以下のようなものです。
■肝 イライラ・怒りっぽくなるなどの精神的トラブルが起こりやすくなり、筋肉や目などに症状があらわれます。
■心 血流が悪くなり、顔色が悪くなったり、動悸・精神の乱れなどが起こり、舌や口などに症状があらわれます。
■脾 胃腸の消化吸収がうまく働かなくなり、食欲不振や下痢、腹痛や、むくみなどの症状があらわれます。
■肺 代謝作用が悪くなり、風邪をひきやすくなり、皮膚の荒れ、鼻やのどに症状があらわれます。
■腎 耳鳴り、めまい、腰痛、倦怠感、足のだるさ、精力減退などの症状がおこります。
これらの臓は相互に作用しあうため、複数の臓に当てはまることもあります。
五味と温・冷
五臓と味の関係は以下のようになっています。
肝 = すっぱい(酸)
心 = にがい(苦)
脾 = あまい(甘)
肺 = からい(辛)
腎 = しおからい(塩)
これら五つの味は、五臓それぞれの働きを助ける役割があります。
また五味の食材はさらに、
身体を温める働きのある「温」、 身体を冷やす働きのある「冷」、 どちらでもない「中間」
に分類されます。
酸 : (温) 梅、りんご、すもも、米、桃 (冷) ゆず、びわ、トマト、ピーマン 酸味は自律神経や情緒の変動に効能があります。
苦 : (温) ふき、よもぎ、春菊、銀杏 (冷) ホウレン草、きゅうり、せり、ビール
苦味は胃腸の働きを高めます。
甘 : (温) えび、はちみつ、椎茸、大豆、さといも (冷) 小麦、茄子、白菜、豆腐、レタス
甘味は滋養が豊富で、緊張を緩和します。
辛 : (温) 日本酒、みょうが、しょうが、にら、ねぎ、くるみ (冷) 馬肉
辛味は内臓の働きを活発にします。
塩 : (温) 大麦、納豆、さば、栗、わかめ、めざし、松の実 (冷) かに、はまぐり、のり、寒天
塩味は、体に発生した悪い塊を取ります。
このように、各食材にはそれぞれの効能があります。その日の体調に合わせて、五味を積極的に摂取するよう心掛けていきましょう。
玄武庵で医食同源 当院が「医食同源―食べて健康にー」という考えに基づきプロデュースした創作料理店「玄武庵」では、五味を素にした薬膳料理のメニューを多数取り揃えております。
例えば、肝の弱っている方には、酸味の「とりぎもとマンゴーのバルサミコ風味」などをお薦めします。
他にもいろいろとご用意しておりますので、一度ご自分の体調に合った料理を注文されてみてはいかがですか?
また当院では「どの味を摂れば良いのか?」といったご相談にも、一度体の状態を診させていただいた上でお答えいたしますので、気軽にご来院下さい。 |
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