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ひとやすみ
2006年7月12日 夏の疲れ&夏風邪

 むしむしと暑い日々が続いておりますが、疲れやすい、
食欲がない、体が重い、やる気がおこらない…などと
体の不調を感じていらっしゃる方も多いことと思います。
 今回は、夏の疲れと夏の疲れからくる夏風邪について
考えていきたいと思います。

 ではなぜ、夏に疲れを感じることが多いのでしょうか?
 ・冷たいものばかり飲む→下痢や便秘になる
 ・食欲が落ちる(あっさりとした、そうめんやそばを好む)
  →栄養バランスの偏りが起こる
 ・暑苦しく寝苦しい→夜更かしして睡眠不足になる
 ・クーラーにあたる→外気温との差に体がついていかない
  →汗をかきにくくなる→体温調節がうまくできない
 などといった症状がおこります。
 風邪は、健康な状態でもかかりますが、疲れのたまった、
特に体力や免疫力の低下しているときにかかりやすくなります。

☆西洋医学的にみた夏風邪
 風邪の原因となるウイルスは200種類以上もあり、
多くのウイルスは寒くて乾燥した環境を好むため、
冬に風邪(普通感冒)やインフルエンザが大流行しますが、
なかには暑くて湿度が高い夏の 環境を好むウイルスも
いるのです。
エンテロウイルス・コクサッキーウイルス・アデノウイルスなどが
その代表で、下痢や腹痛などの胃腸障害を伴うことが多い
夏風邪の原因となっています。

☆東洋医学的にみた夏風邪
 東洋医学的では、「脾」といわれている胃腸系の
はたらきによって、摂取した食べ物は吸収され、
体の隅々まで運搬されて代謝しています。
 ところが、夏は暑さのために飲食物も冷たいものに偏りがち
になり、胃腸を弱めやすい環境にあります。
胃腸のはたらきが弱いと、栄養物を摂っても
充分に消化吸収が行われなくなります。
 又、「脾」は多量の水分や湿気を特に嫌う性質があります。
よって、そのはたらきが弱まると、手足の倦怠感やむくみ、
体の重だるさ、下痢などの胃腸症状がでやすくなってしまいます。
 こうなると体全体のエネルギーも衰え、疲れやすい、
食欲が減退して食事を美味しく感じない、声に力がなくなる、
などといった疲労症状を起こします。

 では、夏風邪を予防するためには、どうしたらよいのでしょうか?

☆養生法
・外出先から帰ったら、手洗い&うがいを実行する。
・クーラーや扇風機の冷気を直接体にうけないようにする。
 冷房の設定温度は、外気温との差を5〜7℃に保つことで、
 身体への負担は少なくなります。
・栄養バランスのよい食事&水分補給をする。
 冷たすぎる飲物は、急激に体温を下げたり、血管を収縮させて
 しまうので、なるべく常温に近いものを飲むように心がけましょう。
・汗をかいたらすぐに着替える。
 体表の水分は、蒸発するときに体温を奪っていきます。
 湿った衣服を着ていることで、暑い時期でも知らないうちに
 身体を冷やしてしまいます。とくに首筋や背中にかいた汗は
 身体を冷やしやすいので注意しましょう。

 健康維持のためにはなにより自己養生に勝るものはありません。
自分の身体と相談して、時には休養をとるよう心がけましょう。
当院でも皆様の夏の体調管理を全力でサポートさせて頂きます
ので、気になる症状のある場合は、何でもお気軽にご相談下さい。
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