東洋医学総合研究所 玄武堂 - www.genbudou.com
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ひとやすみ
2007年3月5日 玄武堂の鍼灸治療
 弥生とは、草木が弥(いよいよ)生(お)い茂ることを意味する
弥生(いやおひ)から生まれた言葉です。気温が上がり
雨が多くなり、スミレ、タンポポ、ヨモギ、レンギョウ、ジンチョウゲ、
桃など春の花がいっせいに咲く芽吹きの季節です。
だんだん暖かくなりますが、毎日の温度変化も大きい時期
ですので、 体調管理に気をつけなければなりません。

  今回は体調管理に気をつけて頂きたいということもあり、
玄武堂での鍼灸治療について述べたいと思います。

  玄武堂では、痛みのある部位や凝っているところに、
いきなり鍼を刺す治療ではなく、患者さま一人ひとりにあった
少数鍼・灸・経絡整体による治療を行います。

  例えば、腰痛では、痛い腰に治療せずに、
手足や背中のツボ数箇所で治ることもあります。
腰局所の異常も考えますが、それよりも他のなんらかの原因
によって腰痛という一つの症状が出現したと考えます。
内臓の弱り、子宮の異常、疲労、足腰の冷え、風邪、
ストレスなどが原因で、腰痛という一つの症状が出現したと考えます。
  その原因を治すことにより、その症状である腰痛がなくなる、
というわけです。
その原因を治すための有効かつ重要なツボが手足と背中に
多くあるわけです。 また、数箇所しか治療しないのは、
しっかりとした診察による根本をついた治療であり、
そのほうがより有効であるからです。

 では、玄武堂で行われているしっかりとした診察とは、
どういうものなのでしょうか。

 ☆「見る、嗅ぐ(聞く)、問う、触る」でからだを知ります。

 ○見る(望診)
 目で診る方法で、顔や顔色、目、皮膚、舌、
さらに患部の状態や姿勢、動き、体格などを 観察します。
 五臓(肝・心・脾・肺・腎)のどこが悪いのか、
気血の状態はどうなのか、寒熱はどうなのかと
東洋医学的に意図的に診ていきます。


○嗅ぐ(聞く) (聞診)
 耳と鼻を使って、声の大きさや力強さ、発音、
乾いた咳か湿った咳か呼吸の速さや口臭などを観察します。
 例えば、話しぶりになんとなく力がないのは、
正気の弱りを示します。


○問う(問診)
 主なお悩みの症状や病気の経過、冷えやほてり、
痛みや痒み、食欲の有無、便の状態、睡眠などの
自覚症状をお尋ねします。
 体質や症状の理解を深めるため、
現在のからだの状態のみならず、過去の病歴や職業、
生活リズム、食の好き嫌い、家族の病歴などもお尋ねします。


○触る(切診)
 脈拍の強弱、脈の形状、脈拍数やお腹、患部の熱や腫れ、
圧痛などの有無など手で直接触れて診ていきます。



 これら、四つ(望診・聞診・問診・切診)を総合して
(四診といいます)、その人の症状から体質、生活背景
をつかみ、からだから発せられる情報を集めます。
玄武堂では、四診合参でからだの状態を診ますが、
特に問診と切診を重要視しています。
  東洋医学では「病気でなく人を診る」と言われるように、
トラブルのある局所や症状だけを診るのではなく、
一人の人間と全体的に捉えて、全身を診ていきます。
 又、鍼灸治療は不定愁訴にも効果があります。
症状に出ていない臓腑の弱りの段階で治療して、
病気になるのを防ぎましょう。
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