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ひとやすみ
2007年5月7日 舌のおはなし
 暑かったり、寒かったりと変化の激しい日々があり、
健康管理が皆様大変では御座いませんか?
そんな時、自分の体調が解ると便利です。
今回は当院で行っている「舌診(ぜっしん)=舌をみて
体質を診る」をご紹介したいと思います。
皆さんもご自分の舌をご覧になって、
日頃の健康管理に役立ててください。


 まず舌を診ること、つまり「舌診」は東洋医学での四診
(「聞診」「問診」「望診」「切診」)の中のひとつ、「望診」
にあたります。
舌全体の色・形・(舌質)や舌苔を観察することで「寒熱」
の区別や、気血のめぐり、水毒や瘀血などの病理産物の
種類、病気がこれから悪くなるところなのか、良くなりかけ
ているのか、といったことなどがわかります。
まず、正常な舌は、ふっくらと柔らかく、舌全体がきれいな
ピンク色(淡紅色)で、適度な湿り気を帯び、動きも滑らか
です。


〈舌質〉舌の肌肉、舌の本体を診てみましょう。

*舌全体の赤みが薄く、白っぽい 
  気血が不足している人や体が冷えに傾いているとき

*舌全体が暗紅色(顔や唇なども紫がかっていることが多い)
  血のめぐりが悪いとき

*紫色の斑点がある
  瘀血(血の滞り)があるとき。


*舌の色が全体的に赤い
  体が熱に傾いているとき。

*舌の縁に歯の痕がついている
  水分代謝が悪いときや、胃腸の消化機能が低下してい
  る人や、水分を取りすぎている人によくみられる。

*舌の表面に亀裂が入っている
  もともとそういう人もいるが、潤い不足になっているとき。




〈舌苔〉舌体の上に付着している一層の苔状のものを診て
  みましょう。
   舌そのものの色が透けてみえるくらいの薄さで、
   色は薄い白が正常です。

*白くべったりとした苔
  食べすぎや消化吸収力の低下、水毒などの余剰物質
  が体内に生まれると厚ぼったくなります。

*黄色くべったりとした苔
  色が薄黄色で厚さも薄いときは、ほぼ正常です。
  体の中の余分な水分が熱せられているときになります。

*苔がほとんどなく、乾燥ぎみの苔
  潤い不足になって、相対的に熱が生じているとき。
  舌全体の色も赤っぽく(深紅色)になります。


以上、舌を診て健康チェックしてみると、分からなかった体質や、
 未病(いまだならざる病)がみつかる事があります。
    気になられましたら、当院までご相談下さい。
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