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2007年8月15日 問診について |
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異常な気象が続き、体調管理も大変ですが皆さんお元気に お過ごしですか。 さて今回は東洋医学の診察「望診」「聞診」「問診」「切診」 の中の「問診」についてお話しさせて頂きます。 問診する項目はたくさんありますが 時には皆さんが一見今の 症状と直接関係無いと思う項目もお聞きする事があります。例えば・・・
「大便の状態についての質問」 大便は回数・硬いのか、軟らかいのか・臭いはきつすぎないか ・排便の時に痛みや不快感は無いか・終わった後にすっきりす るか・排便後息切れや動悸はないかなどを問います。 大便は身体が冷えているのか、熱をもってる状態なのかを示す 大切なバロメーターの一つです。また、消化機能や身体の水分代謝 の状態も知る手がかりとなります。いくつか例を挙げると *大便が出始めは固く・後が軟らかく便が黄色で泥状・肛門の 灼熱感があり臭いもきつい場合は、胃腸に余分な熱や湿熱が溜ま っており、これを取り除いたり、胃腸の機能を高める治療を行な います。 治療には足三里というツボを良く使いますが このツボは前頭部の 頭痛や鼻の疾患でも使う場合があります。 *水と便とが混ざったり、未消化便や朝に下痢をする場合は、 身体の温める作用が弱り寒湿が生じているので、当院では寒湿を 取り除くため、腹部や足の内側に温灸や温めるための鍼や湿気や 冷えを抜く鍼等をします。 このように便が軟らかいという状態だけでも便の形質や随伴症状 によって治療穴や薬はまったく別の物になります。 昔、中国の皇帝に仕えたお医者さまは皇帝の排泄した大便を 毎回チェックし、色・臭い・回数・状態などで皇帝の健康管理を 行なっていたそうです。 *例えば皆さんが良くご存知の葛根湯は風邪の初期に良く使われ ますが、のどの痛みや下痢などがある場合は違う薬になる場合が あります。 当院の鍼灸治療でも同じ事です。 以上のように大便の状態をお聞きすることにより、症状原因を探 ることができ、また治療方法も変わります。
「社会歴・既往歴・家族歴についての質問」 職場や家庭でのストレスの状態や今置かれている立場など、大き な手術経験がないかなどを問います。 ストレスは悪者のような言われ方をしていますが人間が成長して いく為には無くてはならないものです。 しかし、人生の中では 時に大きなストレスを受けたりしてうまく跳ね返せない時も多々 あります。その状態が長引いたり、ストレスがあまりにも大き過 ぎたりすると、心や身体に色々な症状を起こしてしまいます。 この項目では色々プライベートな内容もお聞きしていく事になり ますが お話を聞いて原因を紐解いているうちに症状が楽になって いったりする事は良くある事ですし、皆さんも今までに悩み事を お友達などにご相談されたりして経験された事があるのではない でしょうか。 それにストレス(心的外因)の種類によって病む 臓腑も変わりますし、治療も変わるのですよ。 ですから些細な事でもなるべく話してみて下さい。
「妊娠についての質問」 また妊娠している場合は同じ症状でも治療方法が変わってくるので 妊娠されているかどうかも重要な問診項目です。
以上、症状によっては話にくい事もお伺いする事もありますが 症状の原因を探るためにとても重要ですので ご協力をお願い します。 また、気になる事がありましたら、問診の時でもご 質問ください。 東洋医学 玄武堂
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