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ひとやすみ
2007年9月20日 耳と鼻を使った診察法
 耳と鼻を使った診察法
梅雨のせいで雨が続いたり、かと思えば突然晴れたりと、
急に変わる天候に天気予報もあてになりませんね。
こんな変わった天候が続いた6月、みなさま体調をくず
されてはいませんか?
今回は東洋医学の診察法『望診・聞診・問診・切診』の
聞診について少しお話したいと思います。
聞診の「聞」には、「聞く」だけでなく、「嗅ぐ=臭いを
確認する」という意味もあります。
患者様の呼吸音・発語・口臭・体臭などから身体の状態を
観察し、把握する手法の事です。

《音による診断》
・呼吸を聞く
呼吸音や声の大きさ、話し方など人からは色々な音を聞く
ことができ、体の状態を把握することができます。
例えば、「しゃっくり」も音です。東洋医学では
「きつぎゃく」と言いますが、本来ならば下に降りていか
ないといけない胃の気が上に逆流してしまう時におこるものです。
その原因として、腹部を冷やしたり、生ものを過食してし
まったりして胃が冷えた場合。また、平素から油っこいものや
辛いものを偏食することにより、胃の中に熱がおこった場合に
胃の気が逆流しやすくなります。元々胃が弱い人などもおこり
やすいです。

以前、しゃっくりがとまらず当院に来院された患者さんが
いました。職場の環境も変わり、ストレスも多くなってきた
のか定かではありませんが、しゃっくりがとまらなくなった
そうです。
はじめのうちは生活に支障をきたすほどではなかったようですが、
ひどくなるにつれ食事も取れなくなり、体重が十キロも減少して、
入院をしいられ、点滴を打つ毎日を過ごしていたそうです。
入院中に外泊の許可がおり当院に来院され治療をされました。
院長によると、「胃の冷え」によるしゃっくりだと言う事で、
お腹にある「ちゅうかん」と言うツボにお灸をされていました。
治療直後、しゃっくりもましになり、食事もとれるようになった
そうです。その後、1週間もたたないうちに、病院を退院され
職場復帰もされました。





『話し声と五臓の関係』
五臓六腑の弱り方で、話し方なども変わってきます。

    肝----呼
    心----言
    脾----歌
    肺----吠
    腎----呻

《臭いを嗅ぐ》
食べ物や花にもいろんなにおいがあるように、人間にも
においがあります。そのにおいには色々ありますが、
体調の変化によって変わってきたりもします。
例えば、「口臭」は平素から辛いものや味の濃いものを
過食していたり、消化不良があったりすると、胃の中で
熱が盛んになり、口臭がでたりもします。
口臭が気になる方は普段から偏食を避け、口臭衛生に気を
つけましょう。
 また、足の臭いのも食事の不摂生や偏食などによって
身体の中に湿気がたまり、それが滞り、熱に変化してそれが
下にくだり足の臭いをひきおこします。
                            
東洋医学では証をたてる為に聞診も不可欠な診断の一つです。
問診や切診、望診と組み合わせてすると、より明確になります。
 
これからの暑い夏に向けて、もう一度体調を考えてみてはいかがですか?



 



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