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アトピー性皮膚炎

東洋医学による鍼灸治療

中医学では、アトピー性皮膚炎は皮膚のかゆみの病、と定義しますが、タイプによって、増悪する季節が全く異なります。

1.血熱の皮膚掻痒

青壮年に好発します。皮膚を掻くと線状の血痕が残ります。夏に増悪し冬に軽快します。また温めると増悪し、冷やすと軽減します。口乾・いらいら、焦燥感がある場合があります。辛香の物や熱いものを過食すると、血熱生風を生じて発症します。
治法は涼血清熱・消風止痒です。

2.風湿の皮膚掻痒

青壮年に多く、夏秋に増悪します。皮膚に痒みがあり、掻破すると水疱・丘疹・びらん、滲出液が生じます。 濃厚なもの・脂っこいもの・甘いもの・辛香の物・熱い物などを過食すると体内に湿邪が留滞し、さらに風邪を外感して、風邪と湿邪が結したために発生します。
治法は散風除湿です。

3.風盛の皮膚掻痒

春に多発し、慢性に経過します。いろいろなところに痒みが移動する遊走性の全身性掻痒があり、次第に皮膚が肥厚して苔癬化します。 肌膚のそう理が固密でないために風邪を感受し、風邪が長期間鬱滞して化熱したことにより発生します。
治法は、捜風清熱・敗毒止痒です。

4.風寒の皮膚掻痒

冬季に多発します。頭部・顔面・頚部・前胸・面手などの露出部に掻痒感があり、寒いと増悪し、暖かいと汗がでて軽快します。 陽気が不足して抵抗力が減弱し、風寒の邪を外感して発生します。
治法は駆風散寒です。

自律神経免疫療法では、アトピー性皮膚炎は、副交感神経優位の状態が続くことによって、アセチルコリンの過剰作用により、リンパ球が増加し、抗原に反応しやすくなって引き起こされる、とします。自律神経免疫療法によって副交感神経優位を改善し、痒みを抑え皮膚の柔らかさを回復することができます。

アトピー性皮膚炎とは

1.はじめに

アトピー性皮膚炎の診療の場において、治療の大きな柱であるステロイド外用剤に対して、患者さらには社会一般に不信感が生じ、ステロイド外用剤を忌避する風潮が強まった結果、必要かつ適切な治療を施せないままに重症化し、結果的に患者に多大なる不利益が生じている事態に対して、皮膚科医は困惑しています。 
以上の経緯により、皮膚科医のみならず、患者並びに社会に対して、日本皮膚科学会として現時点で適切と考えられる基本方針を提示したものが、日本皮膚科学会編「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」です。

参考にしたガイドラインは、文章がかなり難しいので、できるだけ優しい言葉で表現しようと思いますが、いずれは原典を参照していただければ、と思います。 また、このガイドラインを参考にしたうえで、治療の柱の1つとして、鍼灸治療をぜひご検討ください。

2.病態

アトピー性皮膚炎とは、表皮、なかでも角層の異常による皮膚の乾燥とバリアー機能の異常を伴い、いろいろな非特異的刺激反応および特異的アレルギー反応が関係して生じる、痒みを伴う慢性の炎症で、湿疹・皮膚炎群の一疾患です。また、慢性に経過することが多いですが、適切な治療により症状がコントロールされた状態に維持されると、自然に治ることも期待させる病気です。

3.重症度

治療の主体である外用療法の選択は、「個々の皮疹の重症度」によりなされるものであり、皮疹の重症度と皮疹の広がりから評価される「疾患としての重症度」より決定されるものではありません。すなわち、範囲は狭くとも高度な皮疹には、充分に強力な外用療法が選択されますが、範囲は広くとも軽度の皮疹には強力な外用療法は必要ありません。体の皮疹の状態を一律に判断するのではなく、部分部分で治療法を変えるべきです。

1)皮疹の性状
乾燥、紅斑(腫脹/浮腫/浸潤の度合、苔癬化の度合)、丘疹(充実性、漿液性)、痒疹結節、鱗屑(粃糠状、葉状、膜様など)、痂皮(血痂)、水疱、膿疱、びらん、潰瘍、掻破痕、色素沈着、色素脱失など。

2)皮疹の重症度
重症:高度の腫脹/浮腫/浸潤ないし苔癬化を伴う紅斑、丘疹の多発、高度の鱗屑、痂皮の付着、小水疱、びらん、多数の掻破痕、痒疹結節などを主体とする。
中等症:中等度までの紅斑、鱗屑などを主体とする。
軽症:乾燥および軽度の紅斑、鱗屑などを主体とする
軽微:炎症症状に乏しく乾燥症状などを主体とする。

4.治療の目標

治療の目標は患者を次のような状態にもっていくことにあります。

1)症状はない、あるいはあっても軽微であり、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない。
2)軽微ないし軽度の炎症は持続するも、急性に悪化することはまれで、悪化しても遷延することはない。

5.薬物療法

アトピー性皮膚炎は遺伝的素因も含んだ多病因性の疾患であり、疾患そのものを完治させることができる薬物療法はありません。よって対症療法を行うことが原則となります。

1)現時点において、アトピー性皮膚炎の炎症を充分に鎮静できる薬剤で、その有効性と安全性が科学的に立証されているのはステロイド外用剤です。他には、非ステロイド系消炎剤外用剤(NSAID外用剤)がありますが、抗炎症作用は極めて弱く、接触皮膚炎を生じることがあるので、その適応範囲は狭いと言えます。さらに、最近使用が開始された外用剤として、移植免疫抑制薬タクロリムスの外用剤がありますが、成人に限定されるなど、全てのアトピー性皮膚炎の治療に使用しうる薬剤とはなっていません。
よって、治療の基本は、ステロイド外用剤を如何に選択し、使用するか、ということになります。 もちろん薬剤ですので、当然副作用、特に局所性の副作用はありますが、効果の高さと局所性の副作用の起こり易さは一般的には比例することから、必要以上に強いステロイド外用剤を選択することなく、皮疹の重症度に見合った薬剤を適正に選択することが重要です。
ステロイド外用剤に対する誤解(ステロイド内服剤での副作用との混同およびアトピー性皮膚炎そのものの悪化とステロイド外用剤の副作用との混同が多い)から、ステロイド外用剤への恐怖感、忌避が生じ、きちんと薬を用いない事態がしばしばみられます。その誤解を解くためには、医師は充分な診察時間をかけて説明し、指導することが必要であり、それが治療効果を左右します。
ステロイド外用剤の副作用:ステロイド外用剤を適切に使用すれば、内服剤でみられるような全身的副作用は起こり得ません。局所的副作用のうち、ステロイド座瘡、ステロイド潮紅、皮膚萎縮、多毛、細菌・真菌・ウイルス皮膚感染症などは時に生じえますが、中止あるいは適切な処置により回復します。
ステロイドの連用による効果の減弱などの事象も通常の使用では起こりません。ステロイド外用剤の使用後に色素沈着がみられることがありますが、皮膚炎の鎮静後の色素沈着であり、ステロイド外用剤によるものではありません。まれにステロイド外用剤によるアレルギー性接触皮膚炎は生じることはあります。

2)皮膚生理学的異常に対する外用療法
ステロイド外用剤によって充分に炎症が鎮静化した後に、乾燥およびバリアー機能の低下を補い、炎症の再燃を予防する目的で、ステロイドを含まない外用剤でのスキンケアを行う必要があります。すなわち、軽微な皮膚症状に対しても外用療法を継続する必要があり、これを怠ると炎症が容易に再燃し、ステロイド外用剤の意義の低下につながります。
1日2回の外用を原則としますが、アトピー性皮膚炎が再燃しないことが確認されれば、漸減ないし間歇投与に移行します。副作用としての接触皮膚炎の発生には注意が必要であり、アトピー性皮膚炎の再燃との鑑別は重要です。
ステロイドを含まない外用剤での維持療法中に、アトピー性皮膚炎の再燃がみられた場合は、躊躇することなく、ステロイド外用療法に戻り、炎症の早期の鎮静化および維持療法へと回帰することを目指します。

3)全身療法
アトピー性皮膚炎は痒みを伴うことが特徴であり、掻き破りによる悪化を予防する目的で、抗ヒスタミン剤を使用します。抗アレルギー剤は外用療法の補助療法としての効果を期待するものであり、単独でアトピー性皮膚炎の炎症を抑制しうるものではありません。

6.悪化因子の検索

患者と医師の間での信頼関係が構築され、上記の薬物療法が充分に行えれば、ほとんどの例では治療の目標を達成しえます。達成し得ない例では、悪化因子の検索が必要となりますが、年齢層により関与が疑われる因子に若干の違いがあります。 
乳幼児では、食事アレルゲンの関与がある程度みられます。それ以降では環境アレルゲン(ダニ、ハウスダストなど)の関与が疑われ、その他、全ての年齢層で外用剤を含めた接触因子、ストレスなどが悪化因子となりうるとされています。
アレルゲンの関連性については、病歴、血液検査、皮膚テストなどを参考に、可能なものであれば除去ないし負荷試験を行ってから判断すべきであり、例えば現れている症状のみ、あるいは血液検査のみで判断してはいけません。また、アレルゲンが明らかになった場合でも、本疾患は複数の要因が絡んでいるので、アレルゲン除去は薬物療法の補助療法であり、これのみで完治が期待されるものではありません。

7.心身医学的側面

アトピー性皮膚炎の、特に成人の重症例においては、人間関係、多忙、進路葛藤、自律不安などの、アトピー性皮膚炎以外の心理社会的ストレスが関与し、依存症のように掻き破ることによって、自ら皮疹を悪化させている例もまれではありません。また小児例においても愛情の欲求が満たされない不満から、同様の掻破行動がみられることがあります。このような場合には、心身両面からの治療が必要であり、精神科医を含めたチーム医療が必要となることもあります。
また、このような場合でも、気血のめぐりを改善し、心身の安定を図ることができる鍼灸治療は、効果を発揮します。

8.生活指導

  • 入浴、シャワーにより皮膚を清潔に保つ。
  • 室内を清潔に保ち、適温・適湿の環境を作る。
  • 規則正しい生活を送り、暴飲・暴食は避ける。
  • 刺激の少ない衣服を着用する。
  • 爪は短く切り、掻破による皮膚障害を避ける。
  • ステロイド外用剤の使用によるためでなく、眼の周りの皮疹を掻破、叩打により眼病変(白内障、網膜裂孔、網膜剥離)を生じうることに留意し、顔面の症状が高度な例では眼科医の診察を定期的に受ける。
  • 細菌・真菌・ウイルス性皮膚感染症を生じやすいので。皮膚をよい状態に保つよう留意する。

他にも様々な要因がありますが、このサイトは専門書ではないためここでは割愛いたします。
気になる症状は、まず玄武堂各院へご相談ください。

手足のしびれ・冷え

東洋医学による治療

手足のしびれのことを、東洋医学では「麻木」と言います。

臨床的には、四肢麻木(両手足のしびれ)を呈するものは少なく、両手か両足あるいは片側の肢体の麻木が多いと言えます。麻木については、虚実を弁別すべきで、虚証の麻木は患肢が軟弱無力であり、実証の麻木では患肢の疼痛や張った感じを伴うところが、主な鑑別点です。 

治療上は、「虚はこれを補い、実はこれを瀉す」で、補法では補気血・建中焦を主とし、瀉法では?風・散寒・化痰・活血・行滞・熄風などを用います。虚と実が混じり合った虚実挟雑の場合には、虚と実いずれが主体であるかを弁別し、症状の緩急を推測して、補・瀉を組み合わせるべきです。

手足の冷えのことは、「手足厥冷」と言います。

原因としては、温める力がない「陽虚」や陽気が滞る「陽気鬱阻」のほかに、東洋医学に特徴的考え方として、外邪が熱となって体の内部にこもってしまい、陽気が四肢末端に達することができず手足厥冷が生じる「熱邪内鬱」という証があります。陽虚の手足厥冷では全身が寒象を呈し、手足から肘・膝までが冷えますが、熱邪内鬱の場合は冷えが腕関節・膝関節を超えることはありません。 

東洋医学による鍼灸治療では、このような状況を詳細な情報から見極め、適切に治療することが可能です。また、自律神経の乱れからくる手足の冷えには、自律神経免疫療法も効果を上げています。
両手足の爪の両側を、軽く刺激することで、交感神経と副交感神経のバランスを整えることができ、温度に対する感覚も調整することができます。

インディバ・アクティブによる治療

しびれについては、筋肉が硬化することによって神経を圧迫し、神経の走行にそってしびれる症状について、特に効果を発揮します。たとえば坐骨神経痛に伴う足のしびれ、などです。
インディバ・アクティブによって臀部の筋肉を温め、神経への圧迫を取り除きます。
神経への圧迫が長く続くと、神経伝達が鈍くなるため、できるだけ早期に治療することをお勧めします。 
また、神経自体の損傷についても、再生を早める働きが確認されています。

手足の冷えについて、インディバ・アクティブの施術は大変効果を発揮します。
手足を直接温めることももちろんですが、背部や臀部など、大きな筋肉を温めることで、血流を改善し、さらに深部を温めることによって、細胞レベルでの活性化を行うことができます。

手足のしびれ・冷えとは

手足のしびれには、

  1. びりびりとした正座した後の足のようなしびれ 
  2. 感覚が鈍い感じ 

などが含まれます。

しびれが出てくる場所は、実は脳・脊髄といった中枢神経、脊髄から枝分かれして手足の末端まで延びている末梢神経の、どこに異常が起きても起こります。

手足を含む体の半身にしびれがある場合は、脳や脊髄(特に頚髄)に問題があることが考えられます。 片方の手・腕だけがしびれる、というような場合、頻度としてはまず頚椎周囲の病気を疑います。 
脊椎の間にある椎間板という組織が神経を圧迫する椎間板ヘルニア、 また加齢により脊椎が変型し神経の通る場所が狭くなって症状が出てくる頚椎症などが代表的な病態です。 

同様に足だけがしびれるという場合、やはり頻度としては腰の椎間板ヘルニアや腰椎症が原因であることが 多いと考えます。

手のひらだけがしびれる、という場合は、頚椎症のほかに末梢神経の圧迫によるものも少なくありません。
親指から薬指までが主にしびれる手根管症候群は手首のあたりで正中神経という神経が圧迫されて起きるものです。 また、薬指と小指にしびれがある場合は肘の内側で尺骨神経が押されている可能性があります。 これらのしびれは、夜寝ている間に悪くなる、目が覚めた時が一番しびれている、という特徴があります。

最近、足の裏のしびれに対し、足首で脛骨神経が圧迫されて起きるという足根管症候群という病態がクローズアップされてきています。
なかなか確定的な診断は難しいのですが、腰椎症ではないことをMRIなどで確認した後は、症状の程度に応じて 手術を試みられることになる場合もあります。

その他糖尿病などの全身性の病気による多発性の末梢神経障害、いわゆる多発神経炎や、血管炎などでの神経障害など、 しびれの原因は多岐に渡ります。適切な対応で、治る、あるいは軽くなる場合も少なくありませんので、 気になるようでしたらぜひご相談ください。

冷え症の原因

冬場にある程度手先や足先が冷たくなるのは、当然のことです。ところが外気温によって冷やされる程度ではなく、手と足の先端がかなり温まりにくく、慢性的に冷えているような感覚があるときに、冷え症と呼びます。 
夏なのにからだが冷えている、あるいはからだが冷たいと感じている症状などもそうです。からだの中から冷えるため、少しからだを動かしたくらいでは、なかなか温まらないのです。 

冷え症は、本来はたらくべき体温調節機能がうまく機能していない状態であり、主な原因として、次のようなことが考えられています。

自律神経の乱れ

【東洋医学による治療】の項でも述べましたが、ストレスや不規則な生活などにより、体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなります。
また、常に室内の空調が効いていると、室内外の温度差が激しくなるため、自律神経の機能が乱れます。こうして、夏でも冷え症になるのです。 

皮膚感覚の乱れ

きつい下着や靴などでからだを締めつけたりすると血行が滞り、「寒い」と感じる皮膚感覚が麻痺することがあります。そのため体温調節の指令が伝わりにくくなってしまいます。 

血液循環の悪化

貧血、低血圧や血管系などの疾患がある人は、血流が滞りがちになります。

筋肉の量が少ない

女性は男性に比べて筋肉が少ないため、筋肉運動による発熱や血流量が少ないことも、女性に冷え症が多い原因の一つと考えられています。
また、女性だけではなく、運動不足の人も総じて筋肉量が少ないため、冷えやすくなります。 

女性ホルモンの乱れ

ストレスが多かったり、更年期になったりすると、女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れ、血行の悪化などを促進することがあります。

手足に特に冷えを感じるわけは…
私たちのからだは、重要な臓器が集まるからだの中心部を一定の温度(通常は37度前後)に保とうとしています。
特に寒いときは、からだの中心部に血液を集めて、体温を維持しようとします。そのため末端である手先や足先には血液が行き渡りにくくなり、温度が下がりやすくなって、冷えを強く感じるようになるのです。

西洋医学ではどんな治療をするの?

手足のしびれ

障害された神経を回復させる薬、痛みがあれば痛み止めなどを用いた投薬治療が行われます。
また、カラーやコルセットを使って患部を安静にする方法もあります。

筋力低下などが原因の場合は、リハビリも行われます。
また手術は、症状が急速に進行する場合、他の治療を行っても十分な改善がなく日常生活や仕事に支障がある場合、早期の治療効果を希望される場合などに行います。

手足の冷え

手足の冷え(冷え症)は、寒さや血行不良が大いに関係するのですが、さまざまな対策を講じても治りにくい場合には、ほかの病気が隠れているケースもあります。
低血圧や貧血、膠原病や甲状腺機能低下症などが考えられるほか、手足の動脈が詰まって血行障害を起こすASO(閉塞性動脈硬化症)は運動不足やタバコの吸いすぎの人に多くみられます。

また、レイノー病、バージャー病、全身性エリテマトーデス(SLE)なども、手足の冷え(冷え症)に似た症状があらわれます。
それらについては、西洋医学的治療を行うことが可能です。

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気になる症状は、まず玄武堂各院へご相談ください。

うつ病

東洋医学による鍼灸治療

情志憂鬱により気機が鬱滞しておこる病症を鬱証といいます。鬱証には、抑鬱、情緒不安定、胸脇脹満、疼痛、または怒りっぽい、よく泣く、喉の梗塞感、不眠などの複雑な症状が現れます。気機が鬱滞し、それが長期にわたって改善しないと、病は気から血におよび、そのために多くの病変に変化する可能性があります。明代には鬱証を気鬱、血鬱、痰鬱、湿鬱、食鬱に分類しています。これらは気鬱が基礎にあり、それが変化して起こるものとされています。
神経症、ヒステリーおよび更年期抑鬱症などは、本病証の弁証施治を参考にしながら治療することができます。

鬱証は、実証と虚証に分けることができます。

1.実証

1)肝気鬱結による鬱証

情志の失調により肝の条達が悪くなり、そのために肝気鬱滞となり、気鬱の状態が改善されないと、鬱証が起こります。また気滞血おとなり、そのために鬱証になるものもあります。
主な症状は、情緒不安、よくため息をつく、などです。
胸脇脹痛、胃のつかえ、痛みのある部位が一定しない、腹脹あるいは嘔吐などの症状が伴います。
肝を伸びやかにして、気の流れをよくする治療を行います。

2)気鬱化火による鬱証

肝気鬱結の状態が長期にわたって改善されないと、化火することがあり、それにより鬱証が起こるものもあります。この場合には特徴として肝火による症状を伴います。
主な症状は、いらいらする、怒りっぽいなどです。
胸脇脹満、口の乾き、口の苦さ、頭痛、耳鳴りなどがみられます。
治療としては、火を瀉し、肝と胃を整えます。

3)気滞痰鬱による鬱証

肝鬱乗脾、または過度の思慮、労倦などにより脾を損傷し、脾の運化機能が悪くなって痰湿を形成し、そのために気滞痰鬱となると鬱証が起こります。
主な症状は、喉の異物感、または梗塞感です。
胸部の息づまり感、または脇の痛みを伴います。
痰をのぞき、気の巡りをよくする治療を行います。

2.虚証

1)心神失養による鬱証

憂慮などにより心気、営血を損傷すると心神失養となり、そのために心神不安になるとこのタイプの鬱証が起こる。
主な症状は、精神不振、精神恍惚、情緒が激動しやすい、悲しんだり泣いたりする、です。
時々あくびをしたり、不眠になったりします。
心神の安定をはかる治療を行います。

2)心脾両虚による鬱証

過度の心労や思慮、久鬱により脾を損傷し、そのために気血の生成が悪くなり、心神失養になると、このタイプの鬱証が起こる。
主な症状はよくくよくよする、臆病になる、です。
不眠、顔色がさえない、食欲不振などの随伴症状がみられることがあります。
治療としては、脾を健やかにし、心を養い、心神の安定をはかります。

3)陰虚火旺による鬱証

長期にわたって気鬱の状態が改善しないために化火し、それにより陰血を損傷すると、病は肝腎に波及し、陰虚火旺による鬱証が起こります。
主症状は、めまい、不眠、怒りっぽいなどです。
膝や腰がだるくなったり、遺精・月経不順を伴うことがあります。
治療としては、陰を養い熱を清し、心神の安定をはかります。

うつ病とは

うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。つまり、エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体のトラブルが生じてしまっている状態と考えることもできます。 日常生活の中で憂うつな気分を味わったとき、時間の経過とともに改善しない、あるいは悪化する場合には、「病気」としてとらえることになります。

1.うつ病の種類と特徴

うつ病を分類する場合に、さまざまな分類の仕方があります。症状の現れ方による分類や特徴的な病型による分類などがあります。ちなみに、新型うつ病や現代型うつ病といったものは、専門家の用いる診断基準には存在せず、そのため定義もありません。

1)症状の現れ方による分類

うつ病の中で、うつ状態だけが起こるものを「単極性うつ病」、うつ状態と躁状態の両方が起こるものを「双極性うつ病」と呼びます。

2)特徴的な病型による分類

「メランコリー型」・「非定型」などが特徴的です。「メランコリー型」は、典型的なうつ病と言われることの多いタイプです。さまざまな仕事や責務、役割に過剰に適応しているうちに脳のエネルギーが枯渇してしまうような経過をたどるものを指しています。特徴としては、良いことがあっても一切気分が晴れない、明らかな食欲不振や体重減少、気分の落ち込みは決まって朝がいちばん悪い、早朝(通常の2時間以上前)に目が覚める、過度な罪悪感、などがあります。それに対し「非定型」ですが、特徴としては、良いことに対しては気分がよくなる、食欲は過食傾向で体重増加、過眠、ひどい倦怠感、他人からの批判に過敏、などがあります。

2.うつ病の原因

さまざまな研究によって分かっていることは、「うつ病を引き起こす原因はひとつではない」ということです。非常につらい出来事が発症のきっかけになることが多いのですが、それ以前にいくつかのことが重なっていることも珍しくありません。生活の中で起こるさまざまな要因が複雑に結びついて発症してしまうのです。
さまざまな要因によってうつ病を発症している時、脳の中はどうなっているでしょうか。最近の研究では、脳内の神経細胞の情報伝達にトラブルが生じているという考え方で一致してきています。脳の中では神経細胞から神経細胞へさまざまな情報が伝達されます。その伝達を担うのが「神経伝達物質」というものです。なかでも「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といわれるものは、人の感情に関する情報を伝達する物質であることが分かってきました。さまざまな要因によって、神経伝達の機能が低下し、情報の伝達がうまくいかなくなり、うつ病の状態が起きていると考えられています。

西洋医学ではどんな治療をするの?

うつ病の治療には「休養」、「薬物療法」、「精神療法・カウンセリング」という大きな3つの柱があります。こころの病気の治療は特別なものと考えがちですが、じつはこの治療の3本柱は身体疾患と基本的に同じです。

1)休養

生命体は、傷んだ部分をあまり使わないようにすることで回復しいく力を持っています。うつ病は脳のエネルギー欠乏によるものですので、使いすぎてしまった脳をしっかり休ませるということが治療の基本といえます。

2)薬物療法

治療には「休養」が何よりも不可欠ですが、苦痛な症状により休養が十分に取れないことがあります。また、うつ病では、脳内の神経細胞の情報伝達にトラブルが生じています。そのため、脳の機能的不調を改善し、症状を軽減するために薬物療法が行われます。
うつ病には、「抗うつ薬」という種類のくすりが有効であると考えられています。抗うつ薬によって、「人格が変わってしまうのでは」、「自分ではなくなってしまうのでは」という不安や恐怖を感じる方がいらっしゃいますが、もともと自分が持っているセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質が有効に機能するようサポートするのが、抗うつ剤の役割です。具体的には、もともと自分の脳内の神経細胞内にあるノルアドレナリンやセロトニンなどが、神経細胞と神経細胞の間で多くなるよう働きかけます。
ただ、抗うつ薬は即効性のある薬ではないため、効果が現れるまでに少し時間がかかります。効果の発現にはおおむね2週間くらいとお考えください。時にすぐに効果が現れないからと服薬を中断してしまう方がいますが、主治医の指示に沿って一定期間継続することが大切です。
また、多くのうつ病患者さんは不眠を伴っています。また、不安感や恐怖感などで苦しんでいる方もおられます。これらの症状には睡眠導入剤や抗不安薬(精神安定剤)などが併用されることは珍しくありません。これらの薬物は抗うつ薬と違って即効性がありますので、服用後から効果が現れます。

3)精神療法・カウンセリング

「うつ病の原因」の項でも述べましたが、「うつ病を引き起こす原因はひとつではない」ので、休養と薬物療法のみでは治療できません。抗うつ薬で環境要因は解決しませんし、ましてや性格傾向も変わりません。精神療法・カウンセリングは主に再発予防という観点が中心となります。同じような状況の中で、うつ病が再燃・再発しないように、ご自身の思考パターン・行動パターンを見直すということになります。

4)うつ病の予後

うつ病は治療を始めればすぐに治療が終わるというものではありません。骨折など病院に通う必要のある身体疾患と同じように、治癒していく過程にはある程度の期間が必要になります。 治っていく経過も、良くなったり、悪くなったりという小さな波をもちながら、階段をゆっくりと1段ずつ上るように改善していきます。そして、うつ病の8割ほどはほとんど以前の元気が回復している状態=「寛解」状態を迎えることができるとされています。
治療の期間は「急性期」、「回復期」、「再発予防期」と大きく3つの期間に分かれると考えられます。急性期にいちばん重視すべきなのが休養、回復期は薬物療法、再発予防期は精神療法・カウンセリングとなります。つまり、それぞれの期間の重点は治療の3本柱にも相当すると考えてよいでしょう。

最後に大切なことをひとつ述べます。それは「元気が回復してもすぐに薬は止めない」ということです。「回復期」の途中で寛解の状態を迎えます。その時自己判断で薬を止めてしまう方が珍しくありません。その結果せっかく寛解まで来たのに再発してしまうことがあるのです。薬を減らしていくタイミングは主治医の先生によく相談することが大切です。長期の服用は心配だと思いますが、この点は、血液のデータが改善しても生活習慣が改善していなければ、服用を止めると生活習慣病は再発するのと似ています。根気強く「再発予防期」を過ごすことが大切なのです。

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不眠

東洋医学による鍼灸治療

不眠とは、つねに睡眠が不足することをいいます。軽症のものでは、寝つきが悪い、すぐに目がさめてなかなか寝つけないなどを訴え、重症のものでは夜通し眠れないなどの症状を訴えます。本病症は、中国の古典『黄帝内経』には「目不瞑」、「不得眠」、「不得臥」とあり、『難経』には「不寝」とあります。一時的な精神緊張や考えごと、住環境の影響、異常な暑さや寒さなどによりおこる不眠は病態ではありません。また、発熱、疼痛、咳喘などによりおこる不眠は、その原因に対処します。

a)心脾両虚による不眠

考えすぎ、心労、労倦などは心脾を損傷しやすいので、そのために心を損傷して陰血を損耗すると神志を主れなくなります。また脾を損傷し、気血の生成が悪くなると、心をうまく栄養できなくなり、そのために心神不安となって不眠が起こります。
主な症状は、入眠困難、夢をよくみる、目がさめやすい、です。
動悸やうっすらとした汗や、胃のあたりのつかえがみられることもあります。
気を補い、血を養う治療を行います。

b)心腎不交による不眠

SEXのしすぎ、病気が長引くなどにより腎陰を損傷すると、心腎相交の関係が失調して、心腎不交となります。また五志過極により心火が亢進すると、同様に心腎相交の関係が失調して心腎不交となります。この心火により神明が影響をうけると不眠が起こります。
主な症状は、不眠、または少し眠ると目がさめる、といったことです。
手足や胸が火照ったり、寝汗をかいたり、腰や膝がだるく力が入らない、いった症状がみられることもあります。
陰を滋養し、心火の亢進を抑える治療を行います。

c)痰熱による不眠

飲食の乱れにより胃腸を損傷して食滞がおこり、これが改善しないと痰熱が生じる場合があります。痰熱により胃不和となり、この痰熱が神志に影響すると不眠が起こります。
主な症状は、眠りが浅い、夢をよくみる、よく目が覚める、です。
胸が苦しくなったり、胃のあたりがつかえたり、めまいなどが起こることもあります。
痰をのぞき、胃を健やかにする治療を行います。

d)肝火による不眠

抑鬱や激怒により情志を損傷し、そのために肝の条達が悪くなると、気鬱という病態を生じます。この状態が改善されないと化火しやすいという特徴があります。火には炎上性があり、これにより火が心神に影響すると不眠が起こります。
主な症状は、入眠困難、頭痛などです。
怒りっぽくなったり、目が赤くなったり、耳鳴り、胸痛、口の苦みを感じる、といったことも起こります。
肝を整え、火を降ろす治療を行います。

不眠=睡眠障害とは

1.睡眠障害とは様々な病気の総称

睡眠障害とは、睡眠に何らかの問題がある状態をいいます。眠れなくなることはよくみられますが、眠れないことイコール不眠症ではありません。不眠の原因には、環境や生活習慣によるもの、精神的・身体的な病気から来るもの、薬によって引き起こされるものなど、様々です。
さらに、睡眠障害には不眠だけでなく、昼間眠くてしかたないという状態や、睡眠中に起きてくる病的な運動や行動、睡眠のリズムが乱れて戻せない状態など、多くの病気が含まれます。また、睡眠の問題は1つの原因や病気だけでなく、いくつかの要因が重なって起こってくることも多くみられます。
睡眠の何が問題なのか、その原因は何か、主観的症状と客観的情報を多面的に検討・整理することが、適切な診断と治療につながります。

2.睡眠障害の何が問題なのか?

睡眠障害があると、何が問題になってくるのでしょうか?ひとつには、睡眠障害によって、日常生活や社会生活に支障が出てくることがあります。睡眠障害によって日中の眠気やだるさ、集中力低下などが引き起こされると、日々の生活に支障をきたし、極端な場合には事故につながることもあります。
また、睡眠不足や睡眠障害が長期間持続すると、生活習慣病やうつ病などになりやすくなることがあります。こうしたことから、睡眠障害に適切に対処することが重要と考えられています。

西洋医学ではどんな治療をするの?

睡眠障害は疾患によって治療法が異なります。「眠れない」イコール「睡眠薬治療」ではありません。症状やサイン、診察や検査から、その原因となる疾患が適切に診断され、原因に応じた治療を受けることが重要です。

1.睡眠薬の治療

寝つきが悪い、途中で起きてしまう、早くに目が覚めてしまう、などの不眠症状に応じて、睡眠薬が使用されます。また、抗うつ薬、抗不安薬、抗精神病薬なども使用されることがあります。医師に指示された用法や用量を守って、正しく使用しましょう。睡眠薬は絶対にお酒と一緒に飲んではいけません。睡眠薬を服用したら30分以内には寝床につきましょう。
服用していた睡眠薬をいっぺんに中止すると、リバウンドで不眠が悪化することがあります。医師の指示のもと、ゆっくりとやめるようにしましょう。

2.睡眠習慣の見直し

1)睡眠時間にこだわらない

年をとると必要な睡眠時間は短くなります。あまり長時間眠ることを目標とせず、年齢に合った睡眠時間を設定しましょう。

2)眠くなってから床につく、就床時刻にこだわりすぎない

眠ろうと意気込むと、かえって頭が冴えてきます。寝つけないままに床の中にいると、眠れないことへの不安や焦りが生じ、ますます眠れなくなってしまいます。

3)同じ時刻に毎日起床

何時間眠れたかにかかわらず、毎日同じ時刻に起床しましょう。

4)眠る以外の目的で床の中で過ごさない

床の中でテレビを見たり、読書をしたりしないようにしましょう。なかなか眠れなかったら、いったん床から離れ、自分なりのリラックスできることを行ってみましょう。

5)昼寝は短めに、遅くとも15時前に

長い昼寝や夕方以降の昼寝は、夜の睡眠に悪影響を及ぼします。

3.不眠症以外の疾患に対する治療法

不眠症以外には、睡眠時無呼吸症候群や、むずむず脚症候群・周期性四肢運動障害などがあります。病名の確定には、専門医の診察が必要です

他にも様々な要因がありますが、このサイトは専門書ではないためここでは割愛いたします。
気になる症状は、まず玄武堂各院へご相談ください。

リウマチ

東洋医学による鍼灸治療

中医学では、リウマチは「痺証」のうちの「着痺」といいます。
「痺」とは詰まって通じないことです。外からの邪が、人体に侵襲して経絡を阻滞させ、そのために気血の運行が悪くなると、肌肉、筋骨、関節に疼痛、しびれ、重だるさなどが起こります。
それが続くと、関節の腫脹、変形、屈伸不利が起こり、そのために肢体の運動機能に影響するものもあります。これらを総称して、痺証と呼ぶのです。
また痺証は、その病因に基づき、「行痺」「痛痺」「着痺」に分類されます。
「着痺」とは「湿痺」ともいわれ、湿気を原因としています。関節が重だるく痛み、固定性で、皮膚の浮腫やしびれ感を伴うことがあります。特徴として、雨天には痛みが増強します。
慢性化すると筋肉が降下し、関節が変形して動かなくなります。
これらの症状がリウマチに合致するため、リウマチは「着痺」に分類されるのです。
治法は、利湿を主とした祛(きょ)風散寒、すなわち、体に入った湿気を払うことを主体とします。

自律神経免疫療法では、リウマチは、交感神経優位の状態が続くことによって、血管が収縮し血流障害・虚血状態が起こり、組織に痛み物質がたまることで引き起こされる、とします。
自律神経免疫療法によって交感神経優位を改善し、痛みを除去することができます。

リウマチとは?

関節リウマチは、70〜100万人の患者数を数え、30〜50代の女性に好発します。ひとつの関節にとどまらず、左右対称性に全身の関節にこわばり、痛み、はれを生じ、進行すると関節が壊れます。
しかし、微熱、食欲減退、全身倦怠感(けんたいかん)などの全身症状や、目や口の乾きなど涙腺(るいせん)や唾液腺(だえきせん)、さらに、皮膚、肺などの関節外臓器の症状を伴うこともあり、膠原病のひとつとして位置づけられます。

すなわち、従来、関節の病気との認識でしたが、現在ではリンパ球の異常による内科的疾患と考えられています。
関節の炎症が持続すると、関節の破壊を引き起こし、関節の変形や強直(きょうちょく)をもたらし、その結果日常生活動作に制限を来します。関節の破壊は発症2年以内に最も進行するため、極力早期に診断し、適切な治療を開始することがいちばん大切です。

原因は何か

関節リウマチの原因は不明ですが、遺伝や感染する病気ではなく、免疫異常が関係しています。
「免疫」というのは、体に外から異物が入ってきた際に、それを見分けて攻撃し、体を守るシステムですが、「自己免疫」の病気では、このシステムに狂いが生じ、自分自身の体の一部を攻撃します。免疫の司令塔がリンパ球ですが、リウマチでも自分自身を攻撃するリンパ球が病気を引き起こします。
そもそも、「リウマ」とはラテン語で「流れる」という意味ですが、その理由は長い間不明でした。現在、自分自身を攻撃するリンパ球が、全身の関節や臓器に流れていき、あちこちの関節滑膜(かつまく)で炎症を起こして痛みやはれを生じ、皮膚、肺、涙腺、唾液腺などで皮下結節やリウマチ肺などの関節外症状を引き起こすと理解されています。

難病・奇病

難病・奇病

広辞苑第4版によれば、難病とは、『①治りにくい病気、難症。②厚生省が指定した特定疾患の俗称。スモン・ベーチェット病など。医療費は申請により公費負担される。』とあります。
同じく奇病とは、『奇妙な病気。めずらしい病気。』です。

いずれにしても、あまり症例のない、治りにくい病気ということができるでしょう。

また厚生労働省によれば、難病とは、治療が困難で慢性的経過をたどり、本人・家族の経済的・身体的・精神的負担が大きい疾患、という定義です。
そして、難病のうち症例が少ないことから全国的な規模での研究が必要な疾患として決定されたものは「難治性疾患克服研究事業対象疾患」とされています。
現在、難治性疾患克服研究事業対象疾患は 123 あります。また、そのうち 45 疾患の医療費は公費負担助成の対象です。
「難病」というと、「寝たきりである」とか「生命の維持が困難である」というイメージがあるかもしれませんが、上述したように「根本的な治療は困難」であり「慢性的」であり、かつ「経済的・身体的・肉体的負担が大きい」疾患です。自立生活が送れないことや生命の維持が困難なことは難病の条件に含まれていません。実際、うまく病気と付き合いながら生活を送っている人も多くいらっしゃるのです。

そのような状態の患者さまに対して、東洋医学的アプローチが、有効である場合があります。完治までは至らないものの、寛解(病気そのものは完全に治癒してはいないが、症状が一時的あるいは永続的に軽減または消失すること。)という状態は作り出すことができるかもしれません。

もちろん、安易な結果保証はできませんが、西洋医学とは違った観点からの、体へのアプローチを、試みてみる価値はあると思います。

他にも様々な要因がありますが、このサイトは専門書ではないためここでは割愛いたします。
気になる症状は、まず玄武堂各院へご相談ください。

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