症例集

痛風(40代・男性)

 

経過

第一中足指節関節に痛み。腫脹(+) 歩行時痛(+)革靴を履いて歩くと痛む。
尿酸値のはっきりとした数値は覚えていないが、以前、健康診断に行った際、尿酸値が高く痛風になる可能性はあると言われた。

随伴症状

特になし。

東洋医学的診断

始原東洋医学反応点。

治療

始原東洋医学反応点に刺鍼し気の巡りをよくする。
治療穴:太衝、百会、隠白、公孫+点-点

考察

痛風になったのは初めて。普段から仕事上の付き合いでお酒を飲みに行く機会が多い。初診より二日続けて来院。一日目で痛みが半分以上軽減。二日目の治療前には最初の痛みが10だとすると3ぐらいまで軽減。治療後はほぼ痛みを感じないほどまでになった。その後、週1回のペースで通われ、痛み、腫脹共に無くなった。

前回に続き痛風の治療について投稿しました。痛風に対して鍼治療はかなり効果を発揮していることが分かっていただけるかと思います。
痛風の患者様には食事指導もかなり重要となります。。ビールやいくら、明太子などに多く含まれるプリン体が原因で尿酸値が上がり痛風になるといわれています。バランスの良い食事を心がけ、痛風にならないように気をつけましょう。

しかし、これからは「食慾の秋」過ごしやすい季節となり、外食や紅葉を見ながらのお食事など食事内容が偏ってしまいがちです。
そこで!痛風になってしまった方は玄武堂での鍼治療をおすすめします。