事故後から続く左肩の痛みへの鍼灸治療の症例

〈症例〉

〇60代 男性

〇症状

 ・4ヶ月ほど前に自転車で交差点に入った時に、右側から車が飛び出し、交通事故にあった

 ・整体に治療に行き、腰や足の痛みは1週間ほどで治ったが、左肩の痛みは治らなかった

 ・左肩の痛みは、僧帽筋の中央部あたりで、常に鈍いだる重い痛みが続く

 ・プライベートで腕立て、サイドレイズ(重りなどを持ち肩関節を外転させる)などのトレーニングをすると、次の日に左肩に痛みが出る

 ・トレーニングをしなければ痛みは出ない

 ・湿布を貼ると痛みがマシになる

 ・首を後ろに伸展すると痛みが強くなる

 

〇治療の経過

 今回の治療では、

  ・左足三里

  ・左外関

  ・右大腸兪

  ・右腎兪

  ・左胆兪

  ・左脾兪

  ・左風池

  ・左肩髎

 へと治療を行った。

 次の問診時では、1回目の治療後から左肩の痛みは治まっていたが、腕立てなどのトレーニングをすると痛みが出始めた。

 じっとしていても鈍い痛みが続いていた。

 3回目の治療時では、特に痛みの変化はなかった。

 4回目の治療時では、治療を始めてから少しづつ左肩の痛みが出ない期間が長くなってきていた。

 また、痛みが出ても、自分でせんねん灸を左肩の痛みが出る局所に置くことで、痛みの緩和がみられた。

 5回目の治療時では、治療前と比べて左肩の痛みが出にくくなっていた。

 その後も治療を続けることにより、トレーニングをしても左肩に痛みは出ず、痛みに悩まされることが無くなった。

 「長期間悩まされていた肩の痛みを数回の治療で改善して頂いてとても嬉しいです!」と仰っていた。

 現在も定期的に治療を行い再発しないよう予防を行っている。