坐骨神経痛による足の痛み、腰の張りへの鍼灸治療の症例

《症例》

〇40代 女性

〇症状

 ・数カ月前から右の坐骨神経痛が出始めて、3週間ぐらい前から悪化してきた

 ・右殿部からふくらはぎまで痺れてる

 ・椅子に座って立つ時が痛い

 ・夜に痛みが強くなる

 ・スクワットしてると殿部から大腿部に痛みが出た

 ・デスクワークが続いたから腰の張りもある

 ・右仙腸関節辺りも立ち上がり、歩き始めに痛みが出る

 

〇治療の経過

 今回の治療では、

  ・右大巨

  ・右申脈

  ・右後渓

  ・右陰陵泉

 へ治療を行った。

 2回目では、前回の治療後右股関節のつまりが無くなって足が上げやすくなっていた。

 朝は右足の調子は良かったが、午後になると椅子から立ち上がった時に右殿部に痛みが出始めた。

 3回目では、右ふくらはぎの張りは最初より良くなっていたが、右殿部の痛みはまだ残っていた。

 痛みの強さは、最初を「10」とすると、「7」ぐらいになっていた。

 その後、痛みの変動はあったが、治療を継続して行うことで、右坐骨神経痛や右仙腸関節の痛みの改善がみられた。

 「痛みから解放されてとても嬉しいです!ありがとうございます!」と仰られていました。

 痛みを繰り返さないために現在も定期的に治療を行っている。