食事摂取で夜中にみぞおち・背中へ激痛が出る症状に対しての鍼灸治療の症例

《症例》

〇50代 男性

〇症状

 ・数か月前から食事を摂ると夜中に腹痛が出る(4時間程経てば治まる)

 ・1日1食でも腹痛はでる

 ・あっさりした食べ物はまだ大丈夫だが食べ過ぎると痛くなる

 ・肉などの脂っこい物食べると痛くなることが多い

 ・食べると痛みが出るため食事量が減り数カ月で10㎏体重が減少した

 ・晩ご飯を抜くと痛み出ない

 ・病院では胃腸の動きが悪いと言われ薬を処方された

 ・薬を飲んでも一時的に痛みが治まるだけで時間が経てば元に戻ってしまう

 ・お腹が張っていて行き場がない感じがある

 ・ストレスで腹痛が起きているのか自分では分からない

 

〇治療の経過

 今回の治療では、

  ・両足三里

  ・左太渓

  ・左三陰交

  ・右合谷

  ・両肝兪

  ・両腎兪

 へ治療を行った。

 2回目の治療時では、食事を減らしていたこともあり夜にお腹の痛みは出ていなかった。

 3回目の治療時では、夜に食事をしてもお腹の痛みは出現していなかった。

 満腹になるまで食べてもみぞおちの違和感、痛くなる予兆は出現しなくなっていた。

 通院時にコロナに感染し、症状が再度出現したが、その後も治療を続けることで食事摂取後の腹痛の改善がみられた。

 食事が摂れるようになり体重も少しずつ増加がみられた。

 「こんなに早くお腹の痛みを治して頂きとても感謝しています!」と仰っていました。

 

 このような食事摂取後の腹痛などにも鍼灸治療では症状の改善がみられます!

 少しでもお困りの症状など御座いましたらお気軽にご連絡ください^^