症例集

症例報告:メニエール病

 

主訴:めまい、耳鳴り(左)、後頭部の締め付け感 60歳代女性
《既往歴》メニエール病
《症状》
ⅰ)めまい…受診の2~3週間前から発症
うがいなどで上下に頭を動かすとふらつく。
ⅱ)耳鳴り…ノイズのような感じ。高音か低音かはっきり分からない
ⅲ)後頭部の締め付け感…処方された薬(ケルナクリン、セファドール、六君子)飲むと痛みまででる

《経過》
ⅰ)4回目の治療で軽減した事を聴取
  6回目で更に軽減、8回目で無くなったと聴取。9回目の治療も再発していない事とのこと
ⅱ)3回目の治療で少しましになった事を聴取
ⅲ)6回目の治療で、症状半分になり、8回目で無くなった事を聴取。

随伴症状:胃もたれ(昔から)、口苦(病院で処方された薬飲むと増悪)

東洋医学的診断:始原東洋医学 右後頭部に陽気滞

《治療》始原東洋医学による強力反応点に鍼灸治療

《考察》昔メニエール病にかかっておられ、今回来院された時は、総合病院での血液検査での異常はなかったようです。
検査の数値に表れなくても始原東洋医学では異常(身体を治癒に向かわすために出てくる身体の信号)がはっきり現れていました。
早期治療することで、早期改善の期待は大きいです。

症状がひどくなったり、数値に出てないと身体の事は後回しになりがちですが、そうなってからでは結局辛い期間が長くなってしまう可能性が高くなってしまいます。

お仕事などでお忙しい方も多いでしょうが、健康な体あってこそお仕事が出来るのです。
体調管理も含めてプロ☆

些細なことでも放っておかず、お気軽にご相談下さい