主訴:足の痛み(50歳代男性)
西洋医学的病名:痛風
東洋医学的診断:脾腎陽虚、庳証(湿)
治療:絶骨、陽陵泉、百会
考察:一般的に痛風は熱(湿)庳が多いが、
この患者の場合、生魚を食す事が多く
重度の脾の陽気不足であった。
その為、庳証であっても熱化せず、
湿(内湿も含む)の多い庳証になった。
朝、歩いている時に左足首が痛みだし、どんどんひどくなってきた。
捻るなどの覚えはない。
痛風の痛みだとは本人は思っていなかったが、痛風の発作の既往歴あり。
尿酸値も高めだったため、痛風と判断して治療した。
この治療後痛みは治まった。