〇20代女性

〇会社員

 

〇症状・困っていること

新型コロナウイルス後遺症

・嗅覚障害

・倦怠感

・易疲労

・顔、足のむくみ

 

慢性的な症状

・肩こり

 

令和5年、発熱、ＰＣＲ検査にて新型コロナウイルス陽性

2日後から嗅覚障害発症。

特にくさい臭いが分からず、

生ごみやトイレの臭いが全く感じなくなった。

 

嗅覚障害以外にも、倦怠感、むくみ等もあり

本人曰く、自律神経の乱れを感じる。

 

 

〇紹介経路

Youtube

 

〇治療結果

5回の鍼治療にて改善。

 

〇治療内容（四診内容）

・脈　　緩脈

・舌　　淡白薄白苔

・腹　　右）天枢穴に圧痛、横隔膜に気滞瘀血

 

・治療穴

　鳩尾、華蓋、足三里、合谷　へ刺鍼。

 

 

3回目の来院時の問診にて、くさい臭いは大体分かるようになったが

柔軟剤のような薄いにおいが分からない。とのことであった。

 

その後治療を続け、臭いも、味（風味）も

問題なく分かるようになった。

 

 

〇考察

新型コロナウイルス感染後の後遺症にて

嗅覚障害、味覚障害を発症する方は、

横隔膜に気滞瘀血の反応が出ていることが多い。

 

 

横隔膜の気滞瘀血を上手く流すことで

症状の改善に繋がるケースが多くみられている。

 

 

感染状況のピークを越え、ウイルス株が変わった今も

コロナウイルス感染後の後遺症で悩まれて

来られる方が、以前と変わらず多くおられます。

 

 

また、病院の何科にかかればいいのか、本当に治るのかと不安でいっぱいの

方も多いと思います。

 

 

まずは、自分に合った治療法を見つけ、なるべく早い段階での治療をし

続けてしっかり治していきましょう。

 

 

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