耳鳴りへの鍼灸治療の症例

《症例1》

〇50代 女性

〇症状

 ・場所:左耳

 ・常に高音の耳鳴り(音も大きい)

 ・発症時は音が耳の中で響いていたが、音がこもっている感じに変化してる(ノイズがかかってる感じ)

 

〇鍼治療の経過

  初回の治療では、

   ・後頭部反応点

   ・左風池

   ・左翳風

  へ治療を行った。

 

  初回の治療から数回治療を行うと、症状が少し改善され来院時より少し音が聞き取りやすくなった。

  耳鳴りの程度が減少し日常生活への影響が減っていることで、初回の治療時より表情が明るくなっている。

 

《症例2》

〇40代 男性

〇症状

 ・場所:右耳    

 ・音がこもってる感じ

 ・耳の中で音が響く感じ(高い音の方が響く)

 ・耳を押さえると耳鳴り軽減

 ・口が渇く、口が苦い

 

〇鍼治療の経過

  今回の治療では、

   ・後頭部の反応点

   ・復溜

   ・足臨泣

   ・外関

  への鍼治療を行った。

 

  治療直後は大きな変化はなかったが、継続して治療を行うことで症状の軽減がみられた。

  現在も治療を継続している。