コロナ後遺症による嗅覚・味覚障害と意欲低下への鍼灸治療の症例

《症例》

〇30代 女性

〇症状

 ・3か月ほど前にコロナに感染し、味覚・嗅覚が完全に分からなくなった

 ・味覚・嗅覚が完全に分からなくなってから、一度嗅覚・味覚が治ったが数日しか続かなかった

 ・その後、嗅覚は分かるようになったが、味覚の苦味・塩から味以外の味が分からない状態が続いている

 ・空腹感は感じないが、食事は摂っている

 ・味覚が分からないことにストレスを感じ、意欲・気力が低下してる

 ・朝動き出すのがしんどい

 ・仕事を途中で早退することもある

 ・ストレスのせいか、不眠になっている

 ・寝汗をよくかく

 ・中途覚醒、寝付きにくいことが多い

 

〇治療の経過

 今回の治療では、

  ・両行間 (瀉)

  ・両太白

  ・両神門

  ・両脾兪

 へと治療を行った。

 2回目では、前回の治療後からご飯の味が少し分かるようになっていた。

  3回目では、2回目の時よりも味が分かるようになっていた。

 その後も治療を続けることにより、日常生活に支障が出ないほどまで改善がみられた。

 また、味が分からないことによるストレスの症状も少しずつ軽減されていた。

 その後も定期的に治療を行っている。