上を向く時の首の痛みへの鍼灸治療の症例

《症例》

〇30代 男性

〇症状

 ・1か月前から上を向こうとすると首の中央に痛みが出始めた

 ・痛みは、1番酷い時よりマシになっている

 ・痺れは無い

 ・慢性的な肩こり

 ・2週間ほど前に椅子に座って少し動いた際にぎっくり腰になりそうなピリッとする痛みが走った

 ・今は痛みはないが、右腰に重だるさがある

 

〇治療の経過

 今回の治療では、

  ・右後渓

  ・関元

  ・左足三里

  ・右三陰交

  ・両申脈

  ・両腎兪

 へ治療を行った。

 治療後、首の痛みは、10段階中「10」→「7」へ痛みが減っていた。

 2回目の治療時では、治療から日が経つにつれ痛みが元に戻ってきていたが、初診時よりも痛みの強さは少し減少していた。

 3回目の治療時では、首の痛みは改善してきており、首の可動域も広がっていた。

 その後も、治療を続けることにより、首の痛みの改善がみられた。

 首の痛みが再発と身体のメンテナンスとして定期的に治療を行っている。